最近「結婚生活のリアル」のように real が「現実」という名詞として使われているのをよく見かけますが、real は名詞ではありません。名詞の「現実」は reality です。形容詞と名詞の違いすら理解できないうえに、reality のように重要な単語が教えられていないとは、日本の英語教育とは一体何を教えているのでしょうか?そもそもなぜ日本語の「現実」ではいけないか理解できません。こんなことをして喜んでいるのは世界で日本人だけで、だから英米人に「ものまね猿」と陰で馬鹿にされてしまうのです。
同様に「リアルな」というのが「本当・本物のような」という意味で使われていますが、real は「~のような」ではなくてまさに「本当・本物」であり、「本当・本物のような」は realistic です。