Severe とは本質的に悪い、辛い、苦しい、望ましくないものの程度が非常に激しい、という意味で、単に「厳しい」「難しい」「厳格な」という意味ではありません。
以下の日本語文は severe を使って訳することは出来ません。代わりに正しい英文の例を挙げます。
- 客がシビアな条件を出してきた -> The customer presented us with very difficult, demanding, conditions (良い条件も多々有る)
- 現実はシビアだ -> The reality is harsh, cruel(現実は良い時もある)
- お金にシビアな人 -> Someone who is very frugal, strict, tight, responsible, with money (お金に無頓着な人、無駄遣いする人も沢山いる)
Severe の正しい使い方の例は以下の通りです。
- They survived the severe weather condition -> 彼等は過酷な気象状況を生き延びた(自然は元々厳しい)
- The vehicle has been used under severe condition -> その車は過酷な条件下で使われた(車はどんな状況下でも使えばある程度は必ず消耗する)
- The punishment was too severe -> その罰は厳しすぎた(楽しい罰は存在しない)
- The government came under severe criticism -> 政府は激しい批判を受けた(楽しい批判は存在しない)
- He suffered a severe injury -> 彼はひどい怪我を負った(良い怪我は存在しない)
また正しい発音と強勢は「スィヴィーア」です。