日本語では「はい」と「いいえ」は質問文を否定・肯定するために使われますが、英語では質問文の正否とは関係なく、結果が肯定文の時は yes, 否定文の時は no になります。以下の例文を見て下さい。
- Do you smoke? Yes, I do -> タバコは吸いますか?はい、吸います
- Do you smoke? No, I don’t -> タバコは吸いますか?いいえ、吸いません
- You don’t smoke, do you? No, I don’t -> タバコは吸わないんでしょう?
はいいいえ、吸いません - You don’t smoke, do you? Yes, I do -> タバコは吸わないんでしょう?
いいえはい、吸います - You didn’t know that? No, I didn’t -> それ知らなかったの?
うんいや、知らなかった - Nobody is left, right? No, there is nobody left -> 誰も残ってないでしょ?
うんいや、誰も残ってない
但し、質問を違った言い方で否定する時は日本語と同じになります。
- Is Ronald Raegan still alive? -> No, he is dead -> ロナルド・レーガンは未だ生きている?いや、死んでいる
英語の方式に慣れるまでは、誤解を避けるためには yes no だけで返答せず、完全な文で返答すれば、日本語式に “yes, I don’t” と答えたら英語人は困惑して問い直すので、意味をはっきりさせる機会が失われずに済みます。