Might は文法上は may の過去形で、時制の一致が必要な時に使われますが、それよりも米国の日常会話では単に「~かもしれない」という低めの可能性の意味に非常に頻繁に使われます。この「~かもしれない」の意味では特に現在は may は正式、文語の響きがあり、米国の日常会話では might の方が多く使われています。

  • She said she might go -> 彼女は行くかもしれないと言った(時制の一致)
  • I haven’t decided but I might go -> まだ決めていないけど、行くかもしれない
  • That might just work -> それは上手く行くかもしれない
  • You might think it is crazy, but it is true -> 馬鹿げていると思うかもしれないけど本当なんだ
  • That might be a little too much -> それはちょっとやり過ぎかもしれない

might have + 過去分詞は「~だったかもしれない」を表します

  • That might have been a better choice -> それの方が良い選択肢だったかもしれない

Might は can と違い「そうかも知れないし、そうでないかも知れない、どっちともはっきりは分からない」という感じになります。

Might は更に以下の決まり文句で頻繁に使われます。この might は may では通常代用されません。

  • It is very expensive, I might add -> 更に付け加えるならば、それはものすごく高価だ