汚い言葉・放送禁止用語

英語には日本語より遥かに多くの汚い言葉罵り言葉(profanities, obscenities, expletives, cuss words, curse words, swear words, dirty language 等々)があります。日本語では「バカ」「クソ」「タコ」「この野郎」「ふざけんな」「死ね」等、単語・表現そのものよりもどういう言い方をするかが鍵ですが、英語の罵り言葉は日本語の「バカ野郎」のような汎用的・抽象的なものではなく、具体的・描写的なものが殆どで、対象の相手がはっきりしています。

注意すべきことは、英語の罵り言葉は時と場を選んで使うことが必要になるということです。つまり日本語では「くっそー」と人前で大声で言っても取り立てて問題になりませんし、「何糞」はれっきとした表現ですが、英語の shit は放送禁止用語で「良い」使い方は無く、全うな職場で連発したりすると人事部から警告を受けることになります。

また kill =殺す、は英語人はそのままの意味で受け取り、日本語の「ぶっ殺すぞ」の感覚で I will kill you と言うと、警察に通報された場合、問答無用で脅迫罪で即逮捕されますー実際にどのような処罰があるかは検察・裁判官の判断で変わるが、取り敢えずは逮捕されるーので注意して下さい。

なお、英語の放送禁止用語(米国連邦通信委員会規定)、下品な表現、差別用語は「言葉の機能から検索」のページで検索出来ます。