Ought to は should とほぼ同義ですが、現在は古い、又は方言(特に米国南部。ought の起源は英国だが、米国南部は他の場所では廃れた言葉が残っている)の響きが有ります。筆者の住む米国西海岸では地元の人で使う人はほぼ皆無、使う人は南部出身の年配の人達が殆どです。田舎を舞台にした映画・ドラマ以外に、全国区のテレビ・ラジオニュースやトークショーでも使われているのを耳にした記憶はありません。使われても個人的な会話の中だけで、使わない人は全く使わないと言っていいでしょう。
また口語ではしばしば oughta (オアータ)と短縮されます。
- I ought to go now -> もう行かなくちゃいけない
- You oughta check this out! -> これ見てみなよ!
否定文は ought not to ですが、前述の通り ought to は現在は私的な会話表現なこともあり、to が欠落することが多いようです。
- You ought not talk like that -> そんな口の利き方をするんじゃない
文法書などを見ると仮定法の用法も挙げられていますが、実際に使われているのを耳にした事はありません。
- You ought to have done it -> 御前はそうすべきだった